☆ これまでのあらすじ ☆ (かなりわかりにくぃ…です…) <これから読むのでネタバレはイヤ!という方は読まないほうが良いです…!> 惑星アラークの大災害(詳細は世界観へ)から5年の年月を経て、 アラークはゆっくりと、けれど確かに復興をとげ、 人々の間では夢を追い求めて財宝探しが流行していた。 そんなアラークで、もっとも栄えているとされるモーラ大陸の最大の港、アグマイル港で、 ある朝、彼ら6人は出会った。 顔も名前も知らない6人が、港で遭遇したものは、 麻薬であるコマの葉の密輸真っ最中の船だった。 警察に知らされまいと襲い来る密輸船員の大柄な男達。 しかし知り合ったばかりの6人は勇敢にも立ち向かった。 そして見事に男達を蹴散らし、彼らは無様に逮捕されたのだった。 しかも、船が必要だった6人は首尾よく、 もう一隻の密輸船を自分達のものとして調達してしまった。 明るく素直な少々幼い少年パド、 少し男勝りな性格の女性ルイル、 元海賊の豪傑な性格の男ラグル、 文芸や音楽を嗜む少々皮肉屋な青年サリー、 薬学に詳しい笑顔の穏やかな女性セレナ、 明るい性格でスリが大得意の少女ローア、 ラグルが船の舵をとり、6人は暫く行動を共にすることにしたのだった。 リータスに向かって穏やかな航海を続ける一行。 だがその平穏は程なくして、 ハイエナ――アラークに点在し、他船の持つ財宝のみを狙う集団――の 出現によって崩されることとなる。 一向は、接近戦を得意とするグループと遠距離攻撃を得意とするグループにわかれ、 荒れ始めた海の上、ハイエナに立ち向かった。 船を揺らす高波。空気を揺るがす砲弾の爆発音。 大砲や魔法を駆使しての戦いの末、ハイエナの船は燃え上がり、 木片を散らしながら海中へと消えていった。 ハイエナの船に乗り込んでいた接近戦グループは海に投げ出され激しく汚れていたが、 その懐には、ちゃっかりと戦利品の酒が収められていた。 船出初日の夜、船の上で開かれた宴は、それは盛大で賑やかなものだった。 翌朝、一向は二日酔いも醒めぬまま、もと麻薬密輸船であった船の大掃除を始めた。 だがその後、釣りをしていた一行に、酔いも吹き飛ぶような衝撃的な出来事がふりかかる。 サリーの釣竿にかかったのは、なんと薄桃のドレスを着た蜂蜜色の髪の少女だった。 セレナの看病でなんとか一命を取り留めた少女は、名をイエッタといった。 彼女は、自分は現在モーラのサン・ビヨに駐在している海軍のハート海軍提督の娘で、 父の部下のマチュリン海尉が起こした反乱に巻き込まれ、 独りボートで逃げ出し、途中荒波に呑まれたのだと言う。 サン・ビヨの街にはまだ街人や部下や父が捕らえられている。 父の友人であるキリック第一海軍卿の応援がくるまでに父の元へ行かなければ、 父は殺されてしまうかもしれない。 どうか、サン・ビヨに連れて行って欲しい―――彼女は必死に、一向にそう訴えた。 一行は緊急会議を開き、相談を重ねた末、船をサン・ビヨに向かわせることを決めた。 だが、その航程にも、 マチュリンの部下で密輸船などの調査に当たっているというダーク、 ハート提督の右腕であったが反乱軍に寝返りイエッタを捕らえにやってきたアートルとその部下 …の出現により、一行はどんどんその事件に巻き込まれていく。 アートルの部下二名を捕らえた一行。 だが二人は、不正があったのはマチュリン海尉ではなくハート提督であり、 ハート提督がコマの葉を密輸しそれを売買人に売りさばいているらしいことを 理由にマチュリン海尉は反乱を興したのだと、 それを聞いたアートル大尉は反乱軍に加わり、 提督の部下より先にイエッタを見つけるために海を捜索しているのだと、 そう話したのだった。 ハート提督はシロなのか、クロなのか。 混乱する一行。 船はサン・ビヨに到着した。 混乱は消えないまま上陸準備をする一行。 その過程で、ささいなことからサリーとラグルは喧嘩を始める。 ともかくも、上手く上陸した一行は二手に分かれて調査を始めた。 片手はそこで、ハート提督の部下の曹長で、マチュリン海尉の甥に当たる人物レイスに出会う。 もう片手は、ハート提督の処刑が翌朝に決まったという情報を耳にした。 …タイムリミットは一日もない。 再び会議を開いた一行はハート提督の救出作戦を練る。 その結果、サリーはレイスと共にハート提督の救出に、 パドとルイルは街人を解放するため街門の開放に、 ラグルとローアは騒ぎを起こすため大工の男達と海賊になりすまし上陸することに、 セレナはレイスの隠れ小屋でイエッタに付き添うことに決定した。 タイムリミットは翌朝。 夜明けより前に、一行は救出作戦を決行しだした。 着々と進む救出作戦、打ちあがる花火、開かれた門から街人は逃げ出していく。 その一方で、ルイルは宿敵のアートルを激しい闘いの末に打ち破った。 そのころハート提督とダークが助け出され、サリーはマチュリンとの面会を果たす。 作戦は万事上手くいくと思われたその時だ。 一同が逃げ道に設定していた陸路を通って、イエッタが応援を頼んだと言うキリックの軍が現れた。 しかし場の空気はどこか様子がおかしく、張り詰めたままだ。 そのただならぬ雰囲気とキリックとイエッタのやり取りから、 一同はキリックこそが事の黒幕だということを悟る。 逃げ道を断たれた一行は一か八か、逃げ出すために自分達の船へと走る。 そしてサリーはマチュリンを連れ出すために塔へと引き返した。 しかしその時船は海軍の手により頑丈な鎖と南京錠で雁字搦めになっていた。 迫る追っ手を蹴散らすのは持病の発作に耐えつつも矢を射るパドと、それに魔法を連携させるセレナ。 その間、ダークの斧の活躍によって船を束縛していた鎖は取り除かれた。 そして、キリックとマチュリンの死闘の行方を見届けたサリーは、マチュリンを連れて船へと戻るのだった。 騒ぎの止まぬ中、サン・ビヨに残ると主張するレイスとダークを残し、一行は海へと還った。 時が過ぎ、セレナを中心とする介抱のおかげでマチュリンの傷は癒えた。 だが、時間の流れにしか癒せない心の傷は、残る。 穏やかな海の上のゆったりとした時の流れ―― 時は満ち、イエッタとハートとマチュリンは揃って船を降りることを決める。 そして、セレナは、彼らに付き添い最後まで関わりぬくことを、 静かに心に決め、彼らと共に別れを告げるのだった。 今度こそ、皆が幸せになれることを誰もが祈って。 海と財宝と人々をめぐる冒険の続きは、誰も知らない――― モドル

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